こんにちは。ワークスアイディの奥西です。
先日、弊社主催のオンラインイベント『Campus Studio Online Camp』が開催され、
多くの方に【AIエージェント戦略】ウェビナーへご参加いただきました。
皆様の強いAIへの関心がアンケート結果からも伝わってきて、
企業での生成AI活用が着実に広がっていることを実感しています!
そんな中、IT企業のお客様からこんなご相談をいただきました。
- リサーチ作業にかかる工数をもっと減らしたい
- 競合分析の情報鮮度が気になる……
- 各部門で収集した情報もバラバラで、活用しきれていません
- 個々で調べた情報を共有する仕組みがない
このような“もどかしさ”、
本日は、生成AIの『エージェントモデル』で
[neoAI Chat]でもエージェントモデルをご利用いただけますので、ぜひこの機会にお試しください!
『エージェントモデル』で、リサーチのあり方が変わる
生成AIの『エージェントモデル』は、AIが自律的に複数のタスクをこなし、
情報収集から要約・整理・分析まで一気通貫で自動化する仕組みです。
従来のチャット形式での単純な質問応答とは異なり、次のような特徴があります。
🔹 複数の外部データや社内ドキュメントを横断的に検索
🔹 情報を自動で比較・整理・構造化
🔹 表・箇条書き・レポート形式など、最適なアウトプットで提供
まさに
リサーチ業務は、通常多くの時間と労力がかかるため
専門会社へ外注するケースも多いですが、“そこまでではない範囲の調べ物”は
各部門や担当者が手作業で対応している現状もあるでしょう。
また、本来意思決定のためのリサーチなのに、“調べる”ことや資料作成が目的化し、
本来のゴールがぼやけてしまう“リサーチ疲れ”を経験した方も多いはずです。
今や、エージェントモデルに「◯◯の最新動向をまとめて」と依頼するだけで、
AIがニュースサイト、業界レポート、社内資料、SNSまで幅広く情報収集し、
要点を整理したレポートを数分で生成してくれます。
情報源もしっかり記載されるため、信頼性のチェックも簡単!
これまで何日もかかっていたリサーチが、格段にスピードアップしています。
これからは“調査”することが“目的”にならずに済みそうですよね。
生成AIで活用できる3つの『エージェントモデル』
現在、生成AIを活用したエージェントモデルは大きく3タイプに分けられます。
(1)汎用型リサーチエージェント
ChatGPTやGeminiなどが代表例で、
(2)業務特化型エージェント
営業・市場調査や社内文書要約など、
(3)RAG型(Retrieval-Augmented Generation)エージェント
自社のナレッジや内部資料へアクセスし、
上司やお客様からの急な相談にも、短時間で高品質な調査報告ができる時代になりました。
実際に導入した現場からは、
🔹 自分では思いつかない視点や深い考察が得られる
🔹 専門部門からの調査・審査依頼が増えた
という声も多く、
特に社内外の膨大なデータを活用したレポート作成には大活躍しています。
『エージェントモデル』活用シーン【5選】
エージェントモデルは、金融・保険業界の審査業務に限らず、
不動産・人材・製造・流通・小売・インフラ・自治体まで、
業種を問わず幅広い業務で活躍しています。
以下、部門ごとの主な活用シーンをご紹介していきますね。
(1)営業・マーケティング部門
- 新規ターゲット業界や競合のリサーチ
- キーワード分析、顧客インサイト抽出
- 提案書やプレゼン資料の自動生成
⇒ 調査・資料作成の工数が削減され、
(2)財務・経営企画部門
- ベンチマーク企業やM&A先企業のスクリーニング
- 国ごとの会計基準・税制情報の自動収集
- ESG/SDGs動向分析
⇒ 新しいビジネス判断の根拠となる
(3)製品開発・商品企画部門
- 市場規模やトレンドデータの自動集計
- 顧客フィードバックの要約・分類
- 技術動向や特許情報の素早い取得
⇒ 定量・定性データを組み合わせ、
(4)IT部門
- 新規ベンダーやSaaSの比較調査
- セキュリティ要件や最新技術トレンドの情報集約
⇒ 数多くの選択肢の中から、
(5)研究開発・エンジニアリング部門
- APIやSDKなど外部仕様の調査
- オープンソースや論文情報の整理・要約・比較
⇒ 多言語対応で世界中の最新技術をスピーディーにインプット、
こうした利活用は“定型業務の効率化”にとどまらず、
社内外の知見を横断的に集約し、スピードと深度の両立を実現しています。
まとめ
生成AIのエージェントモデルは
『現場のちょっとした課題』から『経営レベルの意思決定』まで、
あらゆる情報処理の形を変革しつつあります。
一方、AIがすべてを自動で解決してくれるわけではなく、
「AIとどう共創し、新しい価値を生み出すか」が求められる時代です。
AI時代のリーダーシップとは、
まさに
ぜひ、[neoAI Chat]を使って
日々の調査・資料作成などにエージェントモデルを活用してみてください。
\生成AI活用のご感想やご相談も大歓迎です!/
それでは、本日もGOOD JOB!!
ワークスアイディは、「『働く』をデザインする」をコンセプトに、企業の課題解決をサポートします。
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