バージョンアップしたWinActorのどこが変わったのか、Ver.6.3.0→Ver.7.0.2 比較してみた!
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WinActor Ver.7.0がリリースされて数ヶ月が経ち、Ver.7にバージョンアップするかどうか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで、Ver6.3.0とVer7.0.2の違いをご紹介したいと思います。
WinActorVer.7シリーズは、WinActorVer.6シリーズをリメイクした全く新しいWinActorとなります。
今回はWinActorVer.7へバージョンアップを検討されている方々を対象にVer.7の概要をイメージしていただけるよう主な変更点を紹介する動画を作成しました。
■主な変更点
①GUIが刷新されました
・デザインが新しくなりました!3種類のテーマから選択できます。
・ドッキングウィンドウで画面レイアウトをカスタマイズできます。
②開発環境が刷新されました
・同時に複数のシナリオファイルが開けます!
・シナリオ間のコピー&ペースト、複数のシナリオを参照・比較してシナリオが作成できます。
③シナリオの動作が一部変わります
・分岐、多分岐、繰り返し、後判定繰返の条件式と四則演算ノードで、小数が利用できるようになりました。
※除算の結果等 一部の挙動が、Ver.5またはVer.6のシナリオと変わります。
・ウィンドウ枠の座標の取得方法が変わりました
※Ver.6はウィンドウの影領域を含んだ枠のサイズが取得されていましたが、Ver.7では影の領域を含まずにウィンドウ枠のサイズが決定されます。
(シナリオの挙動がユーザのOSテーマ設定に依存しないようになりました)
※Ver.6でウィンドウの4隅からの相対座標で指定されたアクションは、Ver.7では正しく動かなくなる可能性があります。
・Ver.6では存在した下記の上限が撤廃されました。
変数登録数/多分岐ノードの分岐数/例外処理ノードの例外処理数/監視ルール数
④Ver.5またはVer.6と同じPCで同時に使用できます
⑤Ver.6の未対応の機能があります(Ver.7.1で対応予定)
・WinActor6.2.0 よりも新しいWinActor6.x.xの機能(WinActorEye等)
・WinActorノート
・上記の機能を含むWinActor6シナリオファイルの読み込み
・Cloud Library
バージョンアップの際には、詳しい変更内容について事前にリリースノート等を確認してください。
普段使っているツールがバージョン変更するとどんな進化を遂げたのか、変更した箇所探しにわくわくします!
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回お楽しみに!