今回はkintoneで使う便利なプラグインについてお話しします。
kintoneをご利用の皆様、プラグインを使用していますか?
わたしはアプリ開発するときには、なくてはならない存在だと思っています!
デフォルトの機能でも様々なことができるkintoneですが、使っていけばいくほど「もっとこうしたいなー」という欲がでてきます。
そんなときの強い味方になってくれます!
そもそもプラグインとはどういうものなのか??
kintoneにおけるプラグインとは「拡張機能」のことです 。
プラグインを利用するとkintoneの基本機能にはない機能や動作を追加したりすることができます。
本来なら、機能を追加するためにはカスタマイズが必要であり、その手法としてJavaScriptなどの専門知識が必要となり、普段システム開発をメインとしていない方には難しい、、、
しかし!
プラグインを利用すれば、アプリに取り込み、設定画面に入力するだけで誰でも簡単に機能を追加することができます。
プラグインを追加する方法は、以下のヘルプで確認してくださいね♪
◆ATTAZoo+シリーズ
このシリーズはホントにコスパも良く、使えるものがたくさんあるのでお勧めです。
今回はこの中から2種類のプラグインをご紹介いたします。
①集計サポート+ 関連レコード一覧集計
キリンさんのアイコンが目印です🦒
関連レコードは、関連する情報をレコード内に一覧として表示してくれる便利なフィールドです。
しかし一覧表示するだけで、その中のデータを集計することはデフォルトの機能ではできません。
そんな時に役立つのが、「関連レコード一覧集計」のプラグインです。
こちらを利用すると関連レコードに表示された数値を別のフィールドに表示することができます。
上記は入出金が登録されているアプリから、同じ店舗の入出金額を関連レコードで表示しています。それぞれの項目を集計し、別フィールドに集計するようにしています。
このようにデフォルトでは集計できないものも、このプラグインで再現することができます。
➁簡易検索+
カンガルーのアイコンが目印です🦘
これを入れることによって、簡単にレコード検索を行うことができます。
通常の検索方法は、一覧画面の漏斗マークをクリックすると絞り込み画面がでてきます。そこで項目を選択して条件を入力すれば絞り込んだ結果を表示にすることができます。
ATTAZooの簡易検索+を入れるとどうでしょうか。
プラグインの設定画面で、よく検索をするフィールドを選択します。そうすると一覧画面に設定したフィールドの検索ボックスが表示されます。ここへ検索したい文字を入力して、検索を押すと絞り込み結果を表示することができます。
一覧画面のみで検索を行えるし、項目を選ばなくても良いのでとても便利ですよね。kintone内のデータが増えていくと検索にも手間がかかるので、ぜひこちらのプラグインで簡単検索してみてください。
◆RepotoneU
RepotoneUは、見積書や請求書などのデータをPDFやExcel形式帳票に出力するプラグインです。
設定も簡単でとっても使えるこのプラグイン。RepotoneU Proの契約では複数シートへの出力もできますので、請求書などの出力にピッタリです!
例えば、以下のようにkintoneで報告書を作成して、PDFで提出することができます。
今回ご紹介したプラグインはすべて有償プラグインになります。お試し期間も設定されているので、まずは再現したいことができるか試してから購入しましょう。
注意点
プラグインの中には、無償で使えるものもいくつかあります。
有償プラグインは有償である分、サポート込みでたくさんの機能を使えることが多いです。そのため、不具合があったら提供者が対応してもらうこともできるため、安心して利用することができます。
一方、無償プラグインは有償プラグインに比べて機能の制約があったり、サポートには対応してなかったりするので、使用するときは注意をしてください。ちょっとした機能だけでいい場合など、目的に応じて使い分けるのがいいかもしれませんね。
プラグインを使用したい場合は、kintoneの契約コースはスタンダードコースのみ利用可能ですので、そちらをご契約ください。