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情報に惑わされないで!RPA導入の実態と侮れない考え方について

RPA WinActor 業務改善 生産性向上 エンジニア

皆様はRPAの導入・活用は進んでいますでしょうか?

私は、様々な企業様へ訪問し、RPA導入の進め方や導入後の運用についてご相談に乗ったり、導入後も正しくRPA活用いただくための支援や、より効果を実感いただくためのアドバイスさせて頂いたりしています。

労働力の不足に加え、テレワークの実施・勤務場所・働く環境の概念が変わったこともあり、1度はどの企業様でもRPAの導入・活用を検討したことがあるのではないでしょうか。

 

当社でRPA導入支援サービスをリリースした2016年から比べても、もうお腹いっぱい~というほど情報があふれています。
RPAの活用ができている企業様には今更な情報ですが、、、RPA検討フェーズの方、むしろ「RPAってなんだっけ?」と思ったあなたに伝えたい!!

まずRPAの商談に入って確認するのは「導入目的」についてです。

 

nextstep

この導入目的について担当者に聞く事で、何を課題に感じていて、何を解決したいのか、なぜ導入したいのか、どんな結果を求めて(期待して)いるのかが分かります。

RPAを導入して、、、

◆人の作業工数を削減したい、残業を減らしたい
◆属人的になっている業務から開放したい(休めない・帰れない)
◆業務量増加に対応したい(繁忙閑散)
◆人ならではのコア業務へ集中させたい
◆日中にやるべきことに集中させたい

中には全社の方針や、トップの意向で「RPA導入」を指示された方もいるかもしれません。

そして、商談に至るまでの経緯を確認した後は、RPAの対象業務について想定しているものがあれば教えて頂きます。
また、導入後の運用体制までイメージができているかも重要となるため、担当者の現在抱えている業務量も確認させて頂くこともあります。

ここまでのお客様へとのお話の中で、私が重要だと思う考え方があります。

それは、向上施策目標です。

 

ヒアリングさせていただいた業務がRPAで自動化できるかどうかよりも、自動化できた時の費用対効果はどうかということよりも、向上施策目標があるかどうか。

だいたいニュースで取り上げられる見出しは「●●時間削減」ばかり。
もちろんそれも正しい情報なのかもしれないですが、この削減施策目標だけがRPA導入の目的にする企業様は、対象スコープが狭くなり、RPA化が上手くいかない事が多いです。

向上施策目標でRPAを導入するってどういうことか??

例えば、今までやりたかったけど出来なかった事とか、自動で収集してくれると嬉しい情報や、人力でやるには月1回ペースでしかできなかった作業のペースを増やすことができたり。

 

『人の代わりにRPAで自動化』ではなく『RPAだからできること』
という視点で考えてみてください。

・コア業務・日中にやるべきこと!
・人ならではの生産性の向上とはなにか?



RPAを導入する目的を明確化させ、前からやりたかった事、それに工数は使えないと諦めていた事に着手できるチャンスかもしれません。
是非一度、RPA導入目的について確認してみてくださいね!