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for Ideal Design

こんにちは。ワークスアイディの奥西です。
さて、本日は「データ分析ツールについて」皆さんと一緒に考えていきましょう。
「ツール」については、よくお客さまからご質問いただく内容です。

皆さんの会社では、データ分析ツールやソリューションを選定する際は、
どの様なことをポイントとして様々あるツールと比較して選定されていますでしょうか。
単に人気のあるものや、最新のツールを選定するのではなく、
自社のニーズや課題、利用ユーザーや予算など多様な要素を踏まえて検討する必要がありますよね。

いくつかポイントをあげてみます。

自社のニーズにあったもの

事前に自社のデータ分析の目的を明確にすること。
もはや、これに尽きますよね。
データ分析の目的を明確にすることで、必要な機能や性能、拡張性などの要件が明確になります。
例えば、大量のデータを高速に処理する必要があるのか、
可視化機能が重要なのか、ニーズによって検討していきますよね。

また、選定の際に重要なポイントは、業務との相性です。
マーケティング領域なのか、受発注・在庫管理領域なのか、
管理会計の領域など、業務との相性で見極めることもあります。

データの場合でも構造化されたデータだけなのか、
非構造化データも含まれるのか、データとの相性も重要な選定ポイントですね。

目的や課題、ユーザーニーズ(使いやすさ)、
業務用途やデータとの相性などをしっかり踏まえた上で検討することをオススメします。

ツールやソリューションで「課題」は解決しない

「このツール導入すれば、データ分析が進みます」なんて言われたことは、ないですか?
ツールだけでは解決しない課題が存在することを忘れてはいけません。
ツールやソリューションは手段の一つであり、それ自体は目的ではないですよね。

あくまでもツールは便利な道具ということですね。
道具は使い方で価値が変わります。
導入後の運用や従業員の教育、データの品質や整備、仮説と検証、
統計や解析など、多くの要素がデータ分析の成果に影響を与えます。

また、ツールを導入したからといって、全ての課題が解決されるわけではありません。
定期的な評価と改善を行い、ツールの使い方やアプローチを見直すことも重要です。

無償ツールは「コストがかからない」という幻想

予算もなく手始めに無償ツールで試すことはありますよね。
無償ツールを活用して、組織としてプロジェクトを進めていくことは限界があるとお客さまからよく相談をいただきます。
多くの理由は、個人で無償ツールを使う分には、利用範囲も限定されている為効果を感じやすいことがあります・・・。

が、、、
組織として利用するにはリスクやリテラシーなどが理由でツールの課題に直面しています。
ライセンスは無償でも、開発・運用・セキュリティにかかる費用は発生します。

またサポートが充実していないことも多く、無償のツールはスキルや経験・時間がかかることが多いです。
比較的、有償ツールの方がユーザーにとって使いやすく改善が行われています。
最近ではITツールも分析ツールも頻繁にアップデートされています。

無償の場合は、機能が制限されていたり、将来的な拡張性には懸念がありますよね。
目に見えるライセンスコストだけではなく、開発や運用、研修・サポートやセキュリティ面も含めて検討していくことが望ましいですね。

繰り返しになりますが、ツールはあくまでも道具です。
機能や価格だけで決めるのではなく、組織のニーズや長期的なビジョンを考慮して適切な選定を行いましょう。
道具は使い方次第では、価値を最大限に高めることができます。

是非、皆さんの会社でも「自社に合うツール(道具)」について議論してみてください。
ご相談もお待ちしております(^O^)/
それでは皆さま本日もGOOD JOB!!