こんにちは。
ワークスアイディの奥西です。
2024年12月に「ChatGPT Pro」が登場しました。言語モデルも進化して利用回数が多い方向けのプランとなっています。
2025年もAIの進化が止まりません。如何に業務のプロセスに適応していくか、がポイントですね。
さて、1点告知でございます。
対象は金融機関・金融機関系列会社にお勤めの方のみとなりますが、該当する方はぜひお申込みください。
お客さまと生成AI活用で伴走させていただいている中でも
金融・証券・保険業界での生成AI活用は非常に進みました。
本日は
生成AIが金融業界にもたらす変革の流れ
金融機関では、複雑な業務プロセスや膨大なデータを扱う非定型な業務が多く、これまでは人が対応せざるを得ませんでした。
しかし、昨今の人手不足や業務改革といった社会の変化により、
そこで注目されているのが生成AIです。
従来のAIとは異なり、データを学習することで自由度の高いタスクを実行できるため、
特に、文章・表・図といった多様なデータを扱う金融機関とは相性が良く、
生成AIの活用によって業務効率化と新たな価値創出が期待できます。
例えば、大手金融機関ではコールセンターでの顧客対応や、書類作成プロセスの自動化が進んでいます。
さらに、データドリブンなアプローチを採用し、予測モデルと連携して市場リスクや企業動向の分析において新たな洞察を獲得するケースも増えています。
それだけではなく、音声AIと生成AIを組み合わせた活用方法も広がっています。
「金融」「証券」「保険」業界でのAI活用は、今後ますます加速していくでしょう。
金融機関での生成AIの事例〜実践的ユースケース〜
金融機関の業務範囲は、本部の業務や支店の業務、間接部門の業務など多岐に渡ります。
そこで今回は、ワークスアイディが提供する「neoAI Chat」を活用した事例を一部ご紹介します。
■社内向け会議資料作成
表や図や画像を学習し、説明や解説する文章を自動生成。
さらに、会議の趣旨やアジェンダを要約や生成して会議資料のドラフトを作成してくれます。
■社内稟議の稟議文章作成
稟議の目的や要件を入力すると、定型的な稟議文章を生成。
更に過去の稟議資料をAIに学習させることにより精度が向上します。
neoAIChatを生成された文章をWordでダウンロードできます。
■経済レポート、金融レポートなどの作成
経済データや分析結果をもとにレポートの文章を自動生成。
特定の企業の資料を基に分析して考察も入れてレポートのドラフトを作成してくれます。
■報告機関などへの定期報告資料の作成
必要なデータを統合し、規定のフォーマットに従って報告資料を生成。
過去のデータを参考に、
■支店から本部への照会業務の回答
過去の対応履歴や関連文書を検索し、生成AIが適切な回答案を生成してくれます。
多忙な中での業務なので、支店の方から非常に喜ばれるAI活用事例です。
■他社からの提案資料の要約
提案資料を「neoAI」にアップロードすると、要点を短時間で抽出して簡潔に要約してくれます。
提案資料やサービス資料の特徴を要約してまとめることができるので
社内で
■顧客への商品提案資料の作成
提案する商品情報や顧客のニーズを入力すると、生成AIが顧客にカスタマイズされた提案を自動生成。
■商品情報や銀行手続きなど顧客からの問い合わせの回答
生成AIがFAQや過去の回答データをもとに、顧客の質問に対して迅速に正確な回答を生成。
チャット形式でAIにいつでも問い合わせできるので満足度が高い事例です。
■融資稟議の稟議文章作成
顧客の財務情報や融資条件を基に、稟議書のドラフトを自動生成。
短縮された時間を顧客対応の時間として有効活用でき、
結果として顧客満足度の向上にもつながります。
■融資契約書を読み取り、質問した条文がどこにあるか回答
契約書の内容を「neoAI Chat」に読み込み、
特定の条文や内容を検索して回答を得ることができます。
契約書の条文理解が効率化されますし、リスクチェックにも使われます。
まとめ
生成AIは、金融業界における業務プロセスを根本から変革する可能性を秘めています。
現時点では一部の部署のみで生成AIを活用している企業もありますが、
ご紹介した事例からも分かるように、
生成AIは、膨大なデータや複雑な業務プロセスを効率化し、
迅速かつ正確なアウトプットを提供することで、これまでにない価値を創出しています。
生成AIは単なる「業務効率化ツール」に留まらず、
この変革の勢いは金融業界にとどまらず、他の業界でも拡充しています。
今後も生成AIの活用範囲は広がり、
是非、皆様の会社でも「これからのあるべき業務プロセス」について議論してみてください。
ビジネスプロセスをリデザインしていきましょう。
本日もGOOD JOB!!
ワークスアイディは、「『働く』をデザインする」をコンセプトに、企業の課題解決をサポートします。
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