MENU

for Ideal Design

データ活用 AI

kintone連携で“現場を迷わせない”ナレッジ活用 – 新プラグイン『Works Connect to neoAI Chat』開発の裏側 –

業務改善 AI 仕事 ビジネスデザイン データ活用 IT kintone

kintone連携で現場を迷わせない新プラグイン

こんにちは、ワークスアイディの奥西です。

昨今、多くの企業でAIの活用が進んでいますね。
しかし、実業務への定着には“プロンプト入力の手間”“社内データ・ナレッジとの連携”が大きな壁になっている……そんな声を耳にします。

特に、様々なSaaSを活用している企業では、AIが業務プロセスの“外側”で使われているケースが多く「現場の業務にAIが十分に浸透していない」というご相談をよくいただきます。

そこで本日は、kintoneユーザーの皆様へ重要なお知らせです。

2026年2月5日、kintoneneoAI Chatを連携する『Works Connect to neoAI Chat』kintoneプラグインをリリースいたしました!

『Works Connect to neoAI Chat』 専用ページ 今回はリリースを記念して、本プラグインの開発に至った背景や経緯をご紹介させてください。

現場主導でナレッジを活かしたAI活用

AI活用は社内のナレッジやデータを取り込むほど効果が高まります。

一方で、ビジネスパーソンが必要情報を『調べる』『探す』時間は、1日平均1.6時間に及ぶという調査結果もあり、非生産的な“ファイル探し”は喫緊の課題です。

kintoneは、導入社数約40,000社超えの、非IT部門(現場)が自ら業務を改善するプラットフォームとして広く定着しています。

ワークスアイディは、この“現場のデータが集まる場所”であるkintoneと、高度なAIをシームレスに接続し、IT専門知識がなくても直感的にAIの力を引き出せる環境を提供するため、本プラグインを開発しました。

※2025年12月31日時点

現場のリアルな声から始まったサービス開発

開発の出発点は、まさに“現場のリアルな声”でした。

私たちはこれまで、kintoneを活用した業務改善やDX支援を数多く手掛けてきました。

  • 営業顧客管理
  • 問い合わせ対応
  • 日報
  • 指図書/記録書
  • 品質管理
  • 人事/採用管理 など

今やkintoneは、多くの企業で“業務の中心(ハブ)”になっています。

しかし、プロジェクトでヒアリングを進めると、ある共通した課題に行き着きます。

データはkintoneに蓄積しているが、社内ナレッジやドキュメントはファイルサーバーやストレージに保管されている。

例えば、商談の履歴はkintoneに入力するけれど、提案書は個人フォルダにある。
マニュアルはPDFで、契約書はファイルサーバーの中……。

担当者はkintoneを開いたまま、何度も画面を切り替え「あの資料、どこだっけ?」と探し回っていました。これはkintoneに限らず、他の業務プロセスでも同様です。

さらに最近では、AI伴走支援の中で「AIは便利だが、業務プロセス内では使っていない」という声も聞こえてきます。

つまり実際のAI活用は、個人の“外側利用”に留まり、業務プロセスへの“内側浸透”が進んでいないのです。

技術起点ではなく“業務起点”で設計する

私たちは、“業務フローの中にAIを浸透させる”という設計を前提に伴走支援を行っています。
『Works Connect to neoAI Chat』も同様です。

  • 添付データをAIでOCR化し、紙やPDFのデジタル化を自動で完結
  • アプリのフィールド情報を自動でAIへプロンプト投入(コピー&ペースト不要)
  • 社内マニュアルやPDFなども同時参照して回答生成
  • 生成結果はkintoneのレコードへ保存し、チームで共有
  • ワンクリックでAI活用を起動(役割別ボタン)

PCの前にいない現場の方でも、AIを意識することなく活用できること。
これが“現場を迷わせない”というコンセプトにつながりました。

kintoneを『記録・入力の場所』から『判断とナレッジ活用の場所』へ進化させるためのプラグインです。

『Works Connect to neoAI Chat』の概要と特徴

本プラグインは、kintoneアプリ内のデータをneoAI Chatへ自動連携し、AIによる分析・生成結果を再びkintoneフィールドへ直接記録できる拡張機能です。

ユーザーに「AIをどう使うか」を委ねるのではなく、既存の業務プロセスにAIを溶け込ませ、次の3つの価値を提供します。

(1)アシスタント機能
 - 複数の役割を持つAIを、ボタン1つで使い分け

要約、翻訳、提案作成、再発防止策提示など、業務に合わせたアシスタントと連携可能です。
1つのkintoneアプリにつき最大5つのAIアシスタントを設置でき、目的に応じてボタンを押すだけで最適なサポートを受けられます。

(2)自動プロンプト&RAG連携
 - コピー&ペースト不要で社内資料をフル活用

kintoneレコード内の顧客情報や過去のトラブル報告等を自動的にAIへの指示(プロンプト)として送信します。
さらに、kintone内のデータだけでなく、別の場所に保管されているPDFマニュアル、規定文書、提案資料なども参照(RAG連携)できるので、手動入力の手間を省けます。

(3)ナレッジの自動蓄積
 - AIの回答をフィールドに記録し、『組織の共有資産』へ

AIが生成した回答や分析結果は、kintoneの指定フィールドに自動で書き込み、保存されます。
個人のチャット画面で完結させず、チーム全体で成果を共有・蓄積することで、新人の方でもベテランの知見をすぐに活用できるようになります。

まとめ

kintoneで業務改善やDXを進めてこられた企業様は多いはずです。
現場主導でアプリを作り、データを蓄積し、業務を標準化する……。その積み重ねこそが、今まさに“AIを活かせる土台”になっています。

『Works Connect to neoAI Chat(ワーコネ)』『kintone AIラボ』は用途や活用方法は異なりますが、目指す方向は同じではないかと感じています。
どちらも業務プロセスに自然に溶け込ませることですね。

kintoneを業務改善プラットフォームとして活用し、neoAI Chatの生成AIと業務別アシスタントを組み合わせることで、ビジネスのプロセスに“AI浸透”を進めるアプローチはオススメです。

AI導入で大切なのは“どのAIツールを使うか”ではなく、“どう業務に組み込むか”という設計です。

    「自社でも活用できるだろうか?」
    「どんな業務から始めるのが効果的?」

そんな段階からのご相談でも構いません。ぜひお気軽にお問い合わせください。

それでは、本日もGOOD JOB!!

 

▼こちらもおすすめ