
▸主役の変化
業務の主役が“人”から“AI”へと移り、AIが業務を主導し、人が支援・判断する新たな構図がこれからの主流になろうとしている。
▸プロセス設計の起点
業務設計の起点は“この仕事を誰が担当するか”から“どのデータをどう活用するか”へ。AIを標準装備と捉えた業務プロセス全体の再設計を行うことが重要。
▸人の役割
人が「創造」「企画」「最終意思決定」「例外対応」など、より高度な価値を発揮できる部分に集中することで、仕事の質に大きな変革をもたらす。
こんにちは。ワークスアイディの奥西です。
2025年は “AIエージェント元年” と呼ばれるにふさわしく、多くの大手IT企業がAIに関連する新サービスを続々と発表しています。
私たちワークスアイディにもAI活用に関するご相談が急増しており、特に多いのは
- ビジネスプロセスで具体的にAIをどう取り入れるべきか
- AIエージェント活用のイメージがつかめない
といったお悩みです。
個人レベルでのAI活用は進んでいる一方で、業務プロセス全体への活用には
そこで今回は
IT進化の流れ ~ オフコン・インターネットそしてAI時代へ ~
まず、これまでのITの歩みを振り返ってみましょう。
オフコン時代
人がシステムに合わせて業務を進め、定型業務を担当者が手作業で処理し、システムはそのサポート役でした。
インターネット時代
システムは、定型業務を効率よく処理するだけでなく、業務フローの中核に。ネットワーク経由の情報連携やワークフローのオンライン化によって、効率化やペーパーレス化が進みましたよね。
ただ、
AI時代
主役となるのは “システム(AI)” へと移ります。
例えば、生産計画や在庫管理、発注業務などの最適化をAIが自律的に行い、人は、その結果の確認やイレギュラー対応など、より付加価値の高い業務へシフト。
実際に、ある物流会社では、AIによる自動応答で月間300時間もの業務削減が実現した事例もあります。従来の “AI導入プロジェクト” は “顧客体験向上プロジェクト” へと進化。
AIを前提とした変革意識によって、「AIと共に働くことで仕事が進化する」というポジティブなマインドを従業員から獲得できたことも大きな成果となりました。
AI時代に求められる業務プロセス設計の特徴
―― 業務フローを “AIありき” で再設計。
単なるRPAによる自動化だけでは十分な変革は生まれません。
例えば、これまでバラバラに処理されていた紙やExcelベースの申請・承認は、AIが関連データを統合的に管理し、必要なタイミングでのみ人に意思決定を促すなど、“AI起点” の業務設計が現実のものとなってきていますね。
AIが得意とする領域(明確なルールや膨大なデータ処理)はAIに任せていきましょう。
人は「創造」「企画」「最終意思決定」「例外対応」など、
実際に、営業担当者からは
- ルーティンワークから解放され、本質的な営業活動に集中できるようになった
- 新規案件の発想が生まれやすくなった
と好評です。
AIの活用で、「仕事の質」が大きく変わりはじめています。
プロセス設計の起点は「AI・データ」へ
―― AIは人に取って代わるものではない。
注目したいのは、業務設計の起点が“この仕事を誰が担当するか” から“どのデータをどう活用するか” へと変わる点です。
例えば、構造化された数値データだけでなく、業務マニュアルや議事録、過去のトラブル履歴、音声や画像・動画データまでもナレッジとしてAIに組み込み、プロセス設計を行うことが今後のカギとなります。
ベテラン社員の暗黙知をAIに取り込むことも、これから重要なテーマになるでしょう。
まとめ
AIは単なる自動化の道具にとどまらず、組織文化や業務設計そのもの、人の役割、仕事のあり方まで大きな変革をもたらします。
AI時代の業務プロセスの再設計は、新しい働き方と顧客体験創出のきっかけとなるでしょう。
テクノロジーを柔軟に取り入れ、
ぜひ、皆さまの職場でも「AI時代の業務プロセスとは?」を一緒に考えてみてください。
それでは、本日もGOOD JOB!!
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