こんにちは、ワークスアイディの奥西です。
これまで主流だったWEB検索は、“調べる”から、生成AIの普及により、
“対話する”会話型での情報収集へと大きくシフトしています。
そんな中、多くの方が検索で利用していたGoogleは
「AIモード」に新たなエージェンティック機能を追加すると発表しました。
※公式ブログ(2025年8月21日発表)
検索・業務・生活の
一方で、企業のIT活用といえば今や、ソフトウェアが中心になりましたよね。
「直感的で使いやすい」UIは、お客様から選ばれるソフトウェアの重要なポイントにもなっています。
しかし、生成AIの登場で“UI/UXの基準”自体が更新されつつあります。
チャットや音声、さらには画像・音声・テキストをインプットするだけで完結する操作体験が
当たり前になっていくかもしれません。
そこで本日は、
ユーザーと製品・サービスの接点。
見た目、操作、レイアウトなど目に見える部分。
・UX(ユーザーエクスペリエンス)
利用を通じて得られる体験全体。
使いやすさ、感情、成果、継続利用のしやすさまで含む。
アジャイル開発がもたらすUX進化
従来のシステム開発は「完成して納品する」ことで完結しがちでしたが、
AI前提の時代は、リリース段階がスタートラインとなっていきます。
アジャイル開発は、短いスプリント※で仮説検証を回し続けられるのが強みですよね。
– 毎スプリントのレビューに現場社員が参加
– 「実務でどう使えるか」の観点でUIを継続的に改善
– 結果、システム活用率が大幅に向上
※スプリントとは、アジャイル開発の代表的なフレームワークである『スクラム』における工程の反復単位のことです。
スプリントは通常1〜4週間程度の期間に設定され、この期間中でシステムに必要な機能の設計、開発、テストまでを行います。
ポイントは
設計者の想定ではなく、実利用シーンがUI/UXの良し悪しを決めると言えるでしょう。
AI時代の“人間中心”を再定義する
(1)共感から始まるユーザーファースト設計
AIの推論や自動化は、ユーザーの課題解決に寄り添ってこそ意味を持ちます。
利用者より「質問の仕方が分からない」という声を受け、neoAI Chatの機能である
(2)AI時代における“人間中心設計”の再解釈
『人の作業を自動化する=効率化』という発想一辺倒では、
AIの価値は十分に引き出せません。
AIが不得意な判断や創造・文脈理解を人が担い、AIが反復や探索を支援する。
AI時代のデザイン思考は、
(3)AIが変えるUI/UXの具体像
・自然言語インターフェースの普及
すでにビジネス現場で広がりつつある、
チャット形式のUIや“話しかけるだけで操作”が可能な音声UI。
社内ポータルや業務システムで、このような
可能にすると利用されやすくなります。
・パーソナライズと適応型UX
人事システム・研修領域でも“社員ごとに異なる育成体験”が実現できますね。
・予測型UI ―先回りするUX
ユーザーが次に必要な操作や情報を
“使えるのに使われない”をなくすための実践ポイント
「システムに機能はあるが使いにくい…」
「結局エクセルに逆戻り…」
このようなケースから、使われないシステム機能はありませんか?
これこそ、『UI/UX』の設計と改善が不足している典型です。
以下に改善ポイントを書き出しますので、継続運用に組み込んでみましょう。
(1)ユーザーを開発プロセスに巻き込む
- スプリントレビューに実利用者を招く
- 観察(シャドーイング)で行動データを取得
(2)定量×定性のハイブリッドで課題を特定
- 利用ログ、コンバージョン、滞在時間などの定量データ
- インタビュー、ユーザビリティテストなどの定性データ
(3)小さな改善を素早く反映
- 半年後の大規模改修より、1~2週間のマイクロ改善
- 影響度と実装容易性で優先度を即時判断
(4)“目的 – 体験 – 機能”の順で設計を見直す
- そもそも何のためのシステムか ・・・[目的]
- 目的を自然に達成できる理想の体験は何か ・・・[体験]
- その体験を実現するための機能は何か ・・・[機能]
これからのシステム開発は、
人とAIシステムがより自然に融合する“体験”が求められる
まとめ
AI時代にシステムが問われるのは
アジャイル開発とデザイン思考を土台に、
自然言語インターフェース、パーソナライズ、予測型UIを取り込み、
現場に馴染む“体験”へと継続アップデートできることが求められます。
皆さまの会社でも、ぜひ『システム体験』をテーマに議論をしてみてください。
小さな改善の連続が、大きな成果につながります。
それでは、本日もGOOD JOB!!
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