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for Ideal Design

先日お客様先でデジタル化推進について打ち合わせをしている時に、話が脱線していき盛り上がった話題について書いてみます。
『作業』『仕事』の違いについてです!!
最近は突然テーマが振られる事もあり、汗が止まりません(;^ω^)

何となく、生産性を上げる事がない仕事を『作業』と言われ、改善していき生産性を高めていく事を『仕事』と位置づけされることがありますよね。

作業といわれると、何だか嫌な気をする方もいると思いますが、私は全ての『作業』が悪いわけではないと考えています。
直接部門における作業は、日々の改善がなくても付加価値を生んでおり、会社に貢献しています。

仕事の為の仕事作りや、手持ち時間を埋める為の仕事は『作業』の場合が多いですよね。

今までと同じ業務を、同じやり方、同じ時間を使っているのであればそれは『仕事』ではなく『作業』と呼ばれる部類になると思います。

それでは『作業』と『仕事』の違いは何だろうか・・・。その場でブレストが始まり色んな意見が出てきました。
話題に上がった一つの例ですが、、、

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新しい人事制度の導入で、従業員のモチベーションやエンゲージメントの向上は目的にはなるが、
手段(オペレーション)である新人事制度の導入そのものが生産性向上に繋がるとは限らないですよね。

要は導入することだけでは、まさに『作業』ではないかという話に・・・。

制度の導入がモチベーション向上になるのであれば、新制度の導入だけを繰り返し行えば良いはずですが、
重要なのは制度の導入によって、少なくともモチベーションやエンゲージメントが向上したかどうか、
得たい効果を発揮する事ができているのか
を確かめる必要がありますよね。

ここが『仕事』の重要なポイントではないか!

もちろん、制度の充実や市場トレンドを調査することについてはオペレーションとして非常に大切なことではありますが、
本来の目的を見失い、導入する事が目的になると『仕事』が『作業化』しているケース、ありますよね。

『作業』と『仕事』の違いについては、色んな観点があるかと思いますが、業務改善を軸に考えてみると。

どの様な業務に携わっていても、また役職や職種にかかわらず、改善することが『仕事』であり、
改善することで付加価値を生んでいるかどうか、付加価値を増やしているかどうかが重要ではないかと考えます。

能力や経験、学習歴には個人差はあるものの、改善し付加価値を生み出す取組みを実行し、仕組み化しながらも、
さらに改善活動を行うことは『作業』ではなく『仕事』ではないかと、話が無事にまとまっていきました。

今回の話題が『作業』と『仕事』の違いというテーマでしたが、
私は同じ毎日の8時間、1ヵ月、1年を『労働』している人『仕事』している人の違いは『作業』vs『仕事』よりも『労働』vs『仕事』の違いの方が歴然とした差が生れてくると思います!

「テクノロジーに仕事が奪われる」という話題がありますが、重要なポイントはこれまで必要とされていた『労働』の性質は日々変わっていきます。
これまでの『労働』とテクノロジーでは代えが利かない『仕事』とが明確に分かれていくと考えます。
今後、益々『労働』と『仕事』の格差が広がっていくのではないだろうか。

本日は『作業』vs『仕事』についてお客様と話題になったテーマを書きましたが、また『労働』vs『仕事』についてももう少し深く考察してみます(^_-)-☆

日々取り組んでいる仕事が3ヵ月前と同じやり方で同じ時間かけて同様のアウトプットなのであれば、
一つ二つと改善活動を行うことで、3ヵ月前よりも同じ時間でよりよい成果アウトプットへと『仕事』の質を磨いていきましょう!

是非、様々なテーマの無茶ぶりをお待ちしています!