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昨今「対話型AI」「大規模言語モデル」「自然言語処理」というワードを目にしない日がないですよね。
米オープンAIの「Chat GPT」が出現し、対話から巧みに言葉を操るような高度な人工知能(AI)の広がりが、社会現象にもなっています。
急速なAIの進化により、2023年5月に広島で開催されるG7でもAI利用に関して、他国とも協議するニュースも流れていました。

昨年ChatGPT-3が、公開して2カ月で、世界の利用者は1億人を記録しました。

驚異のスピードで続々と類似のサービスが登場し、
企業や大学などでは、対話型AIの利用の是非を巡って喧々諤々の様相となっています。

さて本日は、「生成AI(ジェネレーティブAI)」を代表する「Chat GPT」についてみなさまと一緒に考えていきたいと思います。

■生成AI(ジェネレーティブAI)とは

生成AI(ジェネレーティブAI)は、
画像や文章、音声、プログラムコード、そして構造化データなど
さまざまなコンテンツを生成することのできる人工知能のこと。
大量のデータを学習して、人間が作成するような絵や文章を生成することができるんですね。

ニュースにもなっていましたが、
誰もが一度はやったことがある「テトリス」のプログラムコードを依頼するとコードを書き上げてくれます🎮
また、冷蔵庫の中身の写真を撮影して、画像から残り物の食材で作れるレシピを教えて、と訊ねると、いくつかのレシピを回答してくれていました。

いやぁ、恐ろしいですね。もはや私の知能を遥かに越えてきております・・。

画像を生成するモデルや、文章を生成するモデルが今では誰もが身近に活用できるということです。
OpenAIの文章生成言語モデル「GPT-3」が提供されて、数行の文章からその後に続く自然な文章までを生成することができます。

益々、質問力や「問い」の立て方が重要となってきていますね。

■生成AIの脅威とは、そして「教育」でAI活用はどうなるのか。

AIが皆さんの生活に実用化されることが当たり前になるということは、これからの教育の定義が変わるということです。

なぜ、教育の定義が変わるのか。。。

もちろん、色んな意見や考え方はあることも前提に、子供の習い事から、私なりに考察してみます。

昔はそろばんを使って、計算したりしていた為、そろばんが一つの習い事になっていました。
そろばんを使って計算していなくても、そろばんを学ぶ事で暗算が鍛えられていました。
より正確に早く答えられる能力が身につきました。

ちなみに、私はそろばん3級までは続けていました・・・。
正確には続けさせられていましたが、今となってはやっていて良かった習い事です。
その後、電卓が出てきて、計算はより正確性を増して、
大変な桁数の計算ですら、即座に答えを得られる様になりました。
今では、「電卓」すらも使うことも減り、計算は全てパソコン上でする機会が増えたのではないでしょうか。
アナログと電卓の融合は、最高の組み合わせでしたが、デジタルと電卓は、少し煩わしくなりましたよね。

昔は、暗算には自信がありましが、今ではパソコンの計算の方が信頼性もスピードも圧倒的です。
完全に負けてしまっています。完敗です

私が学生時代から過ごしてきた、これまでの教育では、正解主義が中心でした。
問題の正解が、電卓の様に即座に出てくることがなかった為、正解を求めることが重視されてきましたよね。

学校の成績も、受験もペーパーテストが中心で、「正解」を答えれるかを競って学習してきました。
塾では正解を覚える為の、語呂合わせ的な方法で頭文字をとったり、歌にして、答えを覚えさせられることもありましたよね。

 

ところが、これからは電卓やパソコンの登場により、一部機能が正しく答えてくれるどころの騒ぎではありません。
GPT-4では、アメリカの司法試験を、上位10%に入れるほどの結果を出し、余裕で合格できることが分かりました。

要するに、AIが多くのタスクを遂行する能力を持ち、信頼性がこれから一層高まっていくと、
人間の役割は、より高度な知的活動にシフトしていきます。
これが、拡張されるという事なのか・・。

これまで人が正解を求めてきていた「問い」に「答え」を瞬時に導き出してくれます。

そうなると、人間同士のコミュニケーションや活動に益々「意味」を持つことになると考えます。
そうしたAIが実装されていく社会において、「教育」というのも未来を見据えて変化していかないといけないテーマの一つとなっていますね。

■AIが実装し、仕事の何が変化するのか。

AIは多くのタスクをこなす能力を持ち合わせてきます。
さらに学習が進み信頼性を持つことになれば、人間の役割はより高度に知的な活動にシフトすることになります。

要するに、
「AIを使いこなす」
あるいは
「AIのエラーを見抜いて訂正する」
活動ということです。

これまで労働集約型で完結させていた仕事も、AIが簡単に処理してくれる日が近づいてきていますね。
AIにより代替される仕事と、AIを活かしてより生産性を上げる仕事と、これから議論が巻き起こりそうです。

AIとの対話から生まれる、「正解」を求める様な話と、
人と人との対話から生まれる、「問い」を見出していくことの双方が人とAIの役割を担っていきそうです。

何れも、共通して言えることは「対話」ということですね。

 

パソコンに向かって仕事をする日も、近い将来は終焉を迎えて、
AIが自律化していくと、人と人の「対話」が仕事の未来を決めていく源泉へと変化していきそうです。

まだ私にも「具体」がある訳ではありませんが
刻一刻と近づいてくる社会に、新たな「問い」「笑い」を見出していけたら良いなと思っています!

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