こんにちは。
ワークスアイディの奥西です。
前回のコラムで書いたテキストAIだけではなく、現在では画像や音声の分野にもAIの活用が急速に広がっています。
たとえば、実在する人物をAI化した「AI〇〇」という動画が増加しており、本人の声や特徴を驚くほど精巧に再現する技術が進化しています。
今回は、ビジネスのクリエイティブなプロセスに大きな影響を与えている「画像生成AI」の可能性について考えていきたいと思います。
画像生成AIの進化
1. 画像生成
画像生成AIは、ユーザーの指示に基づいてリアルな画像を生成する技術です。
広告、映画、ゲーム業界などでの活用が進んでおり、特に「Midjourney」の登場は大きな話題となりました。
アメリカで開催されたファンアートコンテストで、Midjourneyを使用して生成された絵が一位を獲得したという話題もありましたね。
例えば、WEBデザインやマーケティング分野では、バナーやポスターなどのクリエイティブを短時間で大量に作成することが可能になり、
アイディアの幅を広げるだけでなく、作業時間の短縮とコスト削減にもつながります。
2. 動画生成
動画生成AIも注目されており、静止画やテキストから動的な映像を生成することができます。
現時点では、一般公開はされていないですがOpenAIの「Sora」で生成された動画がSNSで話題にもなりましたよね。
Soraは、テキストの
今後は、プロモーションビデオや研修動画の制作が効率化され、特にeラーニングやオンライン広告の分野での活用が期待されます。
企業のホームページやECサイトでも、動画コンテンツの導入がさらに加速し、AIタレントやAIインフルエンサーが活躍する時代が訪れるかもしれません。
AIだとカスタマイズ可能で、消費者一人ひとりに合わせたパーソナライズドビデオの提供も実現できそうです。
私が出演しているYouTube「ハタシロク」も、いずれはAIが進行することになるかもしれません……。
3. 3Dモデル生成
3Dモデル生成AIは、建築、製造、医療など幅広い分野で期待されている、
自動化された3Dモデル生成により、設計プロセスの効率化やプロトタイピングのスピード向上が実現され、製品開発が劇的に進化しています。
以前ニュースにもなっていましたが、
自動車メーカーが新車のデザインに3DモデルのAIを導入したところ、プロトタイプの制作時間が短縮されたということです。
他にもエンタメでは、キャラクターを生成し動きのパターンを追加したり、
アパレルでも、デザインやパターンを生成し、試作品を短時間で仕上げることが出来ます。
医療業界でも、患者のCTスキャンやMRIデータから精密な3Dモデルを生成することで、医師はより正確な手術計画を立てることができます。
製造業、建築、不動産、エンターテインメント、ファッション、医療など、
まとめ
画像生成AIをはじめとするAI技術は、クリエイティブなプロセスを効率化し、ビジネスの競争力を大幅に高める可能性を秘めています。
AIの適切な活用によっては、ビジネスの競争力を高めることができます。
もちろん競合他社もAIを活用するとなると、業界の常識が変わり品質もスピードも含め、これまでの「当たり前」が変革しますね。
今後もこれらの技術の進化に注目し、何よりも積極的に取り入れていくことが重要です。
是非、皆さまの会社でも「画像生成AI」について議論してみてください。
本日もGOOD JOB!!
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