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創業50年の総合商社でRPA導入したら、これまでの業務手順やデータを見直す”きっかけ”になった

ラブリー・ペット商事株式会社

商社

とにかく小さくやってみて、徐々に浸透させていく

◆加波さん

当初、展示会に行った際に話題になっているのは”AI化”や”自動化”でした。
興味はありましたが、全体のAI化や自動化はちょっとハードル高いなという印象でした。

その中で、「RPA」という文言を掲げているのを目にしたのが最初でした。
「RPA」は業務の中でも、特にルーチン業務を自動化するということだったので、
どこまで自社のルーチン業務にRPAがマッチするのかな…という部分が正直見えていなかったです。

打ち合わせの中で相談したり、説明を受けて、効果ができることは分かったので、
まずはスタートしてみて、余程当社にとってコスト高とか、十分な効果を発揮できないようならやめとこうと思っていました。

全社展開する前に、まずは自部門で使ってみて、広げていこうという道筋がたっていたので、
まだ導入はしやすかったと思います。

導入背景

  1. 展示会で「RPA」というキーワードを知り、自社業務にマッチするか、運用可能か検討していた
  2. 従業員の数は限られているため、なるべくルーチン業務に携わる時間を少なくして、一人あたりの生産性をあげたい

RPA導入がもたらす「効果」とは

社内で改善意識が芽生える取り組みに

◇平田さん

もし新しい取引先が増えても、エクセルを加えるだけで、どんどんどんどん横につくれるように構築したので、
どれだけ増えても減っても、自社内で改修と運用ができることもRPAの良いところです。

エクセルを扱う業務が多いので、作業中RPAに携わってる人たちからは、”これRPA化できるんじゃない?”
っていう言葉は度々出てくるようになったので、RPAを活用して業務効率を良くしようとする意識が芽生えてきてるかなと思いますね。

あと、RPA活用で大事なことでもあり、苦労しているところですが、
「この業務内容だと、RPA化する手前で簡素化できたんじゃないの?」とか
「これって実はこっちと同じやり方でいけたんじゃないの?」みたいなことで、
やっぱり業務手順がまだまだ確立されていないことが多いのかなって感じています。

こういう機会がなければ、手作業で時間をかけて続けていただろう作業が、
RPA化することをきっかけに、一回業務に戻って実際のフォーマットを整えてもらうとか…
マスタデータを作成したり、データ整理するとか、業務の見直しが始まっているのかなって思います。

共に「業務」を見直し、改め、自動化する

◆加波さん

どうしても歴史が長い会社ではあるので、元々日頃やってる業務のマニュアルは基本的に更新されていないんですよね。
作ろうとはしてるんですけど…これが正しいよっていうのはみんなが独自に作り上げているものがあるので、
もしかしたら人によって最初同じやけど、違う内容でやってるかもしれない。
だからRPAの活用と、業務の見直しも合わせて取り組めていて、良い機会かもしれないですね。

◇平田さん

本当に支援で来ていただいた林さんがすごくわかりやすくて、
当社に揃ってないものを何とか駆使しながら、一緒に作っていただいたのが一番良かったです。
質問した時に返ってくる答えが的確なので、全然全く知識はないですけど、作れているのはそういう部分だなと思うので助かります。

導入後の効果

  • 安定して業務の自動化をするためにデータを整えたりルール化が必要になる為、業務の見直しもセットで取り組めた。
  • 動いているそのプロセスの部分が見えるので、安定したシナリオ作成を目指すことで業務改善につながった。

【ラブリー・ペット商事株式会社】

愛するペットとのより良いと充実したライフスタイルのために、ラブリー・ペットは、これからも 優しさあふれる商品を皆様にご提供し、
愛しいペットと過ごすことの幸せを 感じられるような社会づくりをめざしていきます。

http://www.lovelypet.co.jp/

 

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