さて、今回のテーマ「オフィスの在り方」ですが、
レンタルオフィスやシェアオフィス、コワーキングスペース、サテライトオフィスなど、これまでのオフィスの概念に多様性が出てきました。
約30年前のいわゆる昭和のオフィス(平成も含む…)ですが、まだデスクで喫煙は当たり前。社内共有は掲示板で貼紙がありました。
なんだか年齢も分かってしまいそうですね・・・!!
・・・この際にじっくりしっかりとあの頃のオフィス思い出すことにしましょう。
社内も社外もやりとりは、紙、紙、紙。郵便局の方とは顔見知り。1時間残業するのにもハンコ、有給申請もハンコ、まずは用紙をコピーで複製して、しっかり想いを込めて直筆サイン。上司のあの人の外出前にハンコをもらって、他部署のあの人の元へ届けては、部門を超えて、階層をたどって、社内を旅した書類は、忘れたころに私のデスクに戻ってくる。
とにかくデスクは紙の山。「書類整理」という仕事があるぐらいです。たしか当時はシュレッターはなかったですよね。パソコンも携帯も1人1台なかったですよね。
そんな昭和的なオフィスは、島形オフィスレイアウトが一般的でした。
今ではビル全館禁煙というのも珍しくないですよね。
社内ポータルやメール周知になっていますよね。
タイムカードも紙ではなくデジタルを使用していると思います。
1990年から2000年にかけてフリーアドレスが導入され外出者が多い職場では空いているデスクを共有しスペースの有効活用が進んでいきました。
私の経験では、結局固定席に落ち着いてしまっていた経験がありますが・・・
現代のビジネスに求められる形態にオフィスのデザインも変わってきていますよね。
受付/エントランスや会議室、ワークスペースやリフレッシュスペースなどコミュニケーションの活性化と集中するスペースの両方が設計されているオフィスが多いですね。最近ではお洒落なオフィス家具も多く見るだけで楽しくなります。
ユニークなコンセプトのオフィス環境は、従業員の満足度向上は勿論、会社のアピール(宣伝)として使われることも増えていますよね。会社の中に生活を便利にする、飲食店や仮眠室、おしゃれなカフェやコンビニが併設されていたり、プレゼンルームや映画館のようなプレイルームなど、事業活動にもよりますが仕事をしながらエンゲージメントは高まりますね!
テレワークや在宅勤務など、オフィス以外での働き方を推奨される会社も多くなってきました!より一層、オフィスの在り方を見直す良いタイミングかもしれないですね。
昭和のオフィスから令和のオフィスに進化できるか、これまでの変化に触れながら画一的なオフィスではなく、それぞれの職務の内容や働き方に合わせたオフィス作りを考えていきたいと思います!
皆様の働く環境はいかがでしょうか。
社会的な背景(後押し)ももちろんあると思いますが、オフィス環境は快適に生産性を高められる場所になっているか、この機会に考えてみてください。
オフィスは会社が準備してくれる環境ですが、私自身、自分で整えられる環境もたくさんあることを改めて確認できました。
例えば、風邪をひかないようにしっかり3食たべる!とか、いつも飲んでいる薬は常にかばんに入れておくとか、仕事の状況に合わせて飲み物を変えれるように準備しておくとか。今私にとって生産性を上げるオフィスは、間食できるお菓子があるかどうかが重要かな~(照)執筆してるとすごいお腹すくんです…
とにかく自分で環境を整えられること、最大限の成果を出せるように準備できることはたくさんあると思います。もちろんいつも120%では頭が爆発してしまうので、効率の良い息抜きも大切です!そんな息抜きも素敵に叶うオフィスの在り方は理想ですが、なにより仕事の成果が出せることが1番の目的ですからね。そこを忘れないようにしないといけないですね。
さあ、動画も時間の関係で途中で終わってますので、「#0015 JOB型制度設計」を続けてご覧ください!
オフィスの在り方を考えた後は、多様な働き方を実現するための制度設計のお話です!