ショートコラム【必見】DXプロジェクトでよく起こる社内の課題について DX ビジネスデザイン 奥西新聞 2022.07.20 2022年4月21日木曜日に開催した「情シス運用代行」のウェビナーの様子を、ワークスアイディ キャンスタ編集部のYouTubeにアップしております。 会社にあるスタジオから配信予定でしたが、急遽自宅からの配信となりましたので、いつもより勢いが落ちている私ですが、是非帰宅中にでもご覧ください^ ^さて、本日は「DXによく起こる社内課題」についてビジネスデザイン事業部の奥西と一緒に考えていきましょう!!データ利活用を急ぐ理由多くの企業様で、経営方針や事業計画に「DX」「SX」「CX」といった取り組みが掲げられてると思います。先日打ち合わせしたお客様でも、今年度はデータ利活用を目指した全社的な「DX」を加速させる経営計画と伺いました。どこの企業も業界も、これまで通りの延長戦で商いが持続することは難しくなっています。 メタバース・Web3.0・DAOやらNFTなど、、、一体、何のこっちゃ、というワードがビジネス書に多く並べられています。 どうやらこれまでの延長戦で考えつく様な、世界観では無くなってきていますよね。さて、そんな中、日本においては、人口減少はまだまだ続きます。 現役世代の方々の中には、同年代人口が200万人とか150万人、120万人いましたが、今では100万を下回り、令和3年の出生数は84万でしたね。出生数、合計特殊出生率の推移これまで100人でしていた仕事を、50人にそのまま仕事を渡されても正直困りますよね。 そのため、デジタル技術をもっと活用して、50人でも今の100人以上の成果を出すことが求められています。多くの優れた技術がある中でも、人工知能や機械学習、深層学習は喉から手が出るぐらい魅力的ですよね。社内の課題とその要因新たな取り組みこそ、早く取り組むに越した事はないですが、DXへの取り組みで、お客様から多く相談をいただくことがあります。 それは、「企画が抽象化すぎて、開発が難航する」という問題です。要因となる課題を洗い出してみると、多くは下記のケースが多く見受けられます。プロジェクトが曖昧な状態で、イメージだけ伝えられて開発者に話が入り見切り発射開始。企画チームのITリテラシー低く、開発チームとのコミュニケーションが成立しない。要件が増えたり、度重なる変更により、工数・費用増大。開発チームのビジネスリテラシーが低く、企画チームとの会話が成立しない。そもそも目的も曖昧でスケジュールも費用感もフェーズもないのに、業務的な指示がある。などなど。大枠に分類してみました。要するに、企画のフェーズでの構想がないこと、または構想が共有できないことが原因なんですよね。つい企画段階で、HOW(方法)の部分に話が走り出し、技術的な観点で実現可能かどうかという事に、プロジェクトの焦点が当てられる事が、この様な結果を招いていると考えます。 企画工程でおさえるべき視点や要点を理解していないと、結果的にはプロジェクトとしても成立せず、検証するまでにも至らない結果となってしまいます。 デジタル戦略の策定や環境分析、顧客課題の抽出やターゲットの策定、価値理解、ビジネスモデルなど、企画のフェーズも開発フェーズと同様に凄く重要であります。 時間も費用も使って未来への投資として、取り組まれる「DX」はプロジェクトの始動から企画をまずは重要視していきましょう!是非、皆さまの会社でのDXプロジェクトの進め方について、ディスカッションしてみてください! 関連サービスはこちら