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コラム

SNS時代の「PR」について考えてみた

仕事 マーケティング

こんにちは。
ワークスアイディの奥西です。

今日、LINEや、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、YouTube、TikTokなど、
SNSは多くの方が利用されていますよね。

ソーシャルメディアのサービス上で展開される広告は、
なんと、2023年で9,735億円にものぼるそうです。※電通調べ

また、インターネット広告媒体費に占めるSNS広告の構成比は36.2%もありました。

 

私はこれまでSNSは見る専門だったのですが、
コロナ禍でオンラインが前提となった
2020年9月から個人としてX(Twitter)で投稿・発信を始めてみました。

私自身は広報のプロフェッショナルではないですが、
約3年間SNSに取り組んだ事で、実体験から学びや発見が多くありました。

特に広報が上手な会社と、苦手な会社の見分けが少しは分かるようになりました。
気のせいかもしれないですが・・。

そんな本日は「SNS時代のPR」について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

Public Relations (PR) とは

PRの定義と目的

Public Relations(PR)とは、
Public(社会・公衆)とRelations(良好な関係)を構築し、維持・向上させていく活動です。

広告やメディアを通じて、企業のブランドイメージを向上させ、
ステークホルダーである株主や顧客、取引先、メディアや地域社会などと、信頼関係を築くことが目的です。

広告の進化

広告は紙媒体の広告から始まり、
ラジオ、テレビ、そしてインターネット広告へと移行してきました。

それぞれの時代において、広告の手法や媒体は変わりましたが、
目的は変わらず、製品やサービスの認知度を高めることにあります。

インターネット広告の登場

インターネットの普及により、インターネット広告が急速に成長しました。
1996年にはYahoo!JAPANがバナー広告の取り扱いを開始しています。

2002年にはリスティング広告なども始まり、
ターゲットに対してピンポイントで広告を配信できるようになりました。

技術の発展に伴い、広告の効果測定が容易になり、より効率的なマーケティングが可能となり、
「データを活用」したPRへと更に進化しました。

 

ソーシャルメディア時代のPR

PRの重要性

ソーシャルが前提となったビジネス環境において、
PRは企業の成長に欠かせない要素となっています。

企業規模やBtoCやBtoB問わずPRが上手な会社の特徴は、
「自社のターゲット」を明確に理解されています。

更に、興味や購買までの動線が設計されていて「ユーザー理解」をされている印象があります。
ファン作りがうまい会社は、サービス作りもうまいなと痛感させられます。

また、SNSの普及により、企業の評判に与える影響が増していますよね。
そのため、効果的なPR戦略を持つことがますます重要となっています。

 

例えば、既に国内だけではなくグローバルで認知度がある
トヨタ自動車が自社メディアとして「トヨタイムズ」を運営されていますよね。

PR、ブランディングとして非常に上手く、
私もYouTubeのチャンネル登録をさせて頂いております。

マスメディアのCMでも「トヨタイムズ」をPRするぐらい、
自社でメディアを持つことの重要性が益々高まっている表れですね。

ワークスアイディでも「ハタラク」を「オモシロク」というコンセプトで
「ハタシロク」というYouTubeをしています。

底辺YouTubeチャンネルですが、
チャンネル登録と応援をよろしくお願いしますm(_ _)m

SNSでのPRの特徴

SNSは企業と消費者との直接的なコミュニケーションを可能にし、
リアルタイムでのフィードバックを得ることができます。

また、ユーザーが自発的に企業や製品について情報を共有することで、
口コミ効果が生まれやすくなっています。

ソーシャルメディア時代のPRでは、
SNSプラットフォームを活用した戦略が重要ということですね。

具体的には、企業の公式アカウントを通じて定期的に情報を発信し、
ユーザーとのコミュニケーションを行う場所としても有効に活用した方が良いですね。

ターゲットオーディエンスへのアプローチ

スターバックス「クチコミが最大の広告」として
一般的な費用をかけての広告を掲載しないことで有名ですよね。

そんなスターバックスは、SNSを活用したPRが凄く上手です。

InstagramやX(Twitter)を通じて、
季節限定メニューやキャンペーンを含めた情報を発信し、
多くのフォロワーとのエンゲージメントを高めています。

コンセプト、戦略プロダクト、コンテンツ、マーケティング、カルチャー、店舗が全てデザインされていますね。
広告という観点だけではなく、「ブランド作り」の参考になる要素が非常に詰まっていますね。

 

危機管理とレピュテーションマネジメント

SNSの影響力・重要性が一層高まっていく一方で、
広報リテラシーがないと、悪影響を及ぼし、危機管理対応を誤るとリスクともなる事態が発生してしまいます。

昨年は様々な企業で不祥事なども含め、会見が多く開かれており、
危機管理の対応も広報としてのスキルが試される時代となりました。

ネガティブな情報が拡散する前や、拡散後の企業の対応や対策によって企業の評判を守ることができるので、
混乱から収束に向かっての、レピュテーションコントロールの重要性が高まっていきます。

広報の仕事はPRだけでなく、リテラシー向上やレピュテーションマネジメントも必須となり、
ビジネスへの影響が大きくなっていると考えます。

 

今後の広告の展望

今後は、さらにパーソナライズされた体験を提供する方向に進むと考えられます。

AIやビッグデータを活用することで、消費者の行動や嗜好に基づいた広告が増えると考えます。
また、AIの発展に伴い広告手法も広がっていくことが予想されます。

データを活用することで、パーソナライズし、ブランドロイヤルティを築いていますよね。

今後はプラットフォームの進化と共に広告も変化していきそうですね。

まとめ

ソーシャルメディア時代のPRは、
企業にとって重要な戦略的ツールとなっています。

企業の広報を鍛えることで競争優位性を確保し、
ブランドイメージを向上させることができます。

様々な企業が発信している情報から「背景に想いを巡らせて」みるのもオススメです。
(元ネタをリンクしています)

SNS時代のPRの可能性を最大限に活用していきましょう。
是非、皆さまの会社でも「SNS時代のPR」について議論してみてください。

本日も皆さまGOO JOB!!

 

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